肘部管症候群
肘部管症候群とは?|ヒダカファミリーグループ
肘の内側(小指側)には、筋肉や靭帯で囲まれた「肘部管」というトンネルがあります。このトンネルの中を、尺骨神経という腕から指先の小指側の動きや感覚を司る神経が通っています。この肘部管が圧迫されたり、尺骨神経が引き延ばされたりすることで、腕の小指側にしびれを感じたり、指先の動きが鈍くなったりする症状が現れます。
肘部管症候群の原因|ヒダカファミリーグループ
肘部管症候群の原因は、主に肘の使用習慣にあります。スポーツや仕事で肘を頻繁に使う人は、肘の曲げ伸ばしやひねり動作を繰り返すことで、肘に負担がかかりやすくなります。これにより、筋肉が緊張し、尺骨神経に支障をきたすことがあります。
また、加齢による肘の変形、幼少期の骨折による肘の変形、ガングリオン(神経の腫瘍)による肘部管の圧迫なども原因として考えられます。