手根管症候群
手根管症候群とは?|ヒダカファミリーグループ
手根管症候群は、手のひらの付け根にある筋肉や靭帯で囲まれたトンネル(手根管)が狭くなることで発生します。
手根管の中には大きな神経と血管が通っており、神経は主に手のひら側の感覚を司り、血管は手のひら全体に血流を供給します。
この手根管が、日常生活や仕事、運動、加齢による変形などで負担がかかり狭くなることで、手根管症候群が発生します。
症状|ヒダカファミリーグループ
手根管症候群の主な症状には以下のようなものがあります:
• 手のひらや指先のしびれ
• 手指の冷感
• 指先の冷たさ
• 指のむくみ
• 指の曲げ伸ばしがしづらくなる
正中神経が圧迫されることで、これらの症状が現れます。
なりやすい人|ヒダカファミリーグループ
手根管症候群になりやすい人の特徴として、以下のような方々が挙げられます:
• 手首の骨折をしたことがある方
• 人工透析をしている方
• 更年期の方
• 出産後や妊娠中の方
セルフチェック方法|ヒダカファミリーグループ
手根管症候群を疑う場合、以下のセルフチェックを行ってみてください:
1. 体の正面で両手の甲を合わせる。
2. その状態を1分間保つ。
1分以内に手がしびれたり、もともとあったしびれが強くなったりする場合は、手根管症候群の可能性があります。しびれが強くなる場合は、すぐにテストを中止してください。